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志摩機械安全大会を実施しました

安全大会を行う目的とは

安全大会の大きな目的は、工場内や現場での労働災害をなくすことです。
厚生労働省が公表している労働災害発生状況によると、令和4年度(2022年)に起きた労働災害の原因は、建設業においては1位が墜落・転落、2位が転倒、3位がはさまれ・巻き込まれという結果になっています。建設業では高所からの墜落・転落、建設機械による事故が多く、その多くが安全確認を怠ったことによる人的ミス(ヒューマンエラー)、誤操作が原因とされています。全産業と建設業の死亡者数の構成比較をみましても、建設業が36.3%を占めています。建設業という業種が、正しい知識と安全な行動を怠ってしまうと、大きな労働災害となる危険が潜んでいる業種という事が数字で明確に出ています。

従業員の安全、そして関わる人たちの安心、安全を守るために・・・

どうしても、現場で長く働いていると、業務への慣れや気の緩みから、安全に対する意識が薄れてしまいがちです。「いつもやっていることだから」「このくらい大丈夫だろう」と慢心したり、急ぐあまり安全を犠牲に効率よく作業しようとしたりしてしまうと、労働災害につながりかねません。
働く人に向けて安全についての教育や訓練をする為に、そして日ごろの慣れや気の緩みを正し、安全意識を啓発する為に、安全大会を行っています。この安全大会を通し、現場で働く人は現場での事故情報の共有や、安全についての知識を深め合っています。