半世紀以上の時を超えて、SLの「新たな終着駅」がここに。

かつて北の大地を駆け抜け、京都・加悦で多くの人々に愛された蒸気機関車「C58 390号機」。
1946年(昭和21年)に製造され、北海道・北見機関区を中心に活躍したこの機関車は、現役を退いた後、京都府与謝野町の「加悦SL広場」で長年にわたり保存されてきました。
そしてこのたび――
その歴史あるC58 390号機が、京都府舞鶴市の志摩機械へやってきました。
長い歴史を刻んだSLが、いよいよ志摩機械の新たなシンボルとして、その雄姿を皆様にお披露目します。
C58 390号機
北の大地を駆け抜け、加悦で愛されたSL。
その「最終着駅」は、志摩機械。
いよいよ始まった、C58 390号機の移設
巨大な車体を安全に移設するため、複数の大型クレーンを使用した大掛かりな作業が行われました。
長年にわたりその場に佇んでいたSLを慎重に吊り上げ、専用の車両へ積載。そして、細心の注意を払いながら新たな設置場所へと運びます。
普段なかなか見ることのできない、巨大な蒸気機関車の移設作業。その迫力ある様子を、写真と動画でご紹介します。
迫力の「吊り上げ作業」
C58 390号機を左右から大型クレーンで支え、慎重に吊り上げます。
SL本体の重量はもちろん、長年の保存による車体の状態にも細心の注意を払いながら、一つひとつの工程を確実に進めていきます。
トレーラーへ積載
宙に浮いたC58 390号機を、専用の輸送車両へ慎重に載せていきます。
多くのスタッフがそれぞれの持ち場につき、安全を確認しながら作業を進めました。
そして、志摩機械へ
夜間に陸送を終え、いよいよ志摩機械へ到着。
再び大型クレーンによって吊り上げられ、設置場所へ。
長い歴史を持つC58 390号機が、志摩機械の新たなシンボルとして姿を現しました。
🎥 C58 390号機 搬入タイムラプス
巨大なSLが志摩機械敷地内に設置される様子を、タイムラプス動画でご覧ください。
今回の移設では、クレーンによる吊り上げ、輸送車両への積載、搬入、設置まで、さまざまな工程が行われました。
C58 390号機の物語
1946年(昭和21年)
汽車製造大阪工場で製造。
北の大地へ
苗穂機関区に配置された後、北海道・北見機関区を中心に活躍。石北本線などで客車・貨物列車を牽引し、人々の生活と地域産業を支えました。
加悦SL広場へ
現役を退いた後、京都府与謝野町の加悦SL広場へ。その姿は多くの鉄道ファンや子どもたちに愛され、長年にわたり保存されてきました。
そして、志摩機械へ
半世紀以上の時を超え、C58 390号機は京都府舞鶴市・志摩機械へ。
北の大地を駆け抜け、加悦で愛された
C58 390
その新たな終着駅は、志摩機械。
これからも、皆様をお迎えします
現在、C58 390号機は志摩機械の敷地内に設置され、皆様をお迎えする新たなモニュメントとなっています。
長い年月を越えて受け継がれてきたSLの歴史と、その移設に携わった多くの人々の想い。
志摩機械にお越しの際は、ぜひC58 390号機の雄姿をご覧ください。
C58 390号機
新たな歴史の舞台は、ここ志摩機械です。
【C58 390号機】
形式・番号:C58形 390号機
製造年・製造所:1946年(昭和21年)・汽車製造大阪工場
主な配置区:苗穂機関区・北見機関区
保存歴:加悦SL広場 → 志摩機械(舞鶴市)
