出来形測量
出来形測量は起工測量と同様に空中写真測量(UAV)、レーザースキャナー測量等を用いて現場の仕上がりを測量ります。
点群データを活用し、施工箇所全体を3次元化することにより、出来形の書類を削減、検査項目の省略化を実現します。
①UAVによる出来形測量
UAV測量の流れ
1
検証点の設置
2
飛行ルート作成
3
UAV写真測量
4
3D点群データ変換
5
出来形評価データ作成、帳票出力
6
データ納品
UAV測量のメリット
時間効率の向上
  • 従来の測量と比べて作業時間を大幅に短縮
  • 広範囲のデータを短時間で収集可能
  • 天候の良い時間帯を効率的に活用
  • リアルタイムでのデータ確認が可能
アクセス性の向上
  • 危険地帯での測量作業が安全に実施可能
  • 急傾斜地や崖地でのデータ取得が容易
  • 災害現場での迅速な状況把握
  • 人が立ち入れない場所での測量が可能
コスト削減効果
  • 人件費の大幅な削減が可能
  • 機材の維持費が有人機より安価
  • 測量頻度を上げても費用対効果が高い
  • 少人数での運用が可能
データ品質の向上
  • 高精度な3次元データの取得が可能
  • 詳細な地形データの収集
  • 正確な土量計算や地形解析が可能
  • 定期的なモニタリングが容易
取扱いドローン
DJI Mavic 3 Enterprise

コンパクトで高性能な測量ドローン

DJI Matrice 350 RTK

産業用ドローンのフラッグシップモデル

②レーザースキャナー測量
レーザースキャナー測量の流れ
1
レーザースキャナーの設置
2
レーザースキャナー測量
3
スキャンデータ出力
4
スキャンデータ処理
5
出来形評価データ作成、帳票出力
6
データ納品
レーザースキャナー測量のメリット
高速データ取得
  • 1秒間に数十万点の点群データ取得が可能
  • 広範囲を短時間で測量完了
  • リアルタイムでのデータ確認
  • 夜間作業にも対応可能
高密度な点群データ
  • 詳細な3次元モデルの作成が可能
  • ミリ単位の高精度な測定
  • 複雑な形状も正確に再現
  • 膨大なデータポイントによる正確性
解析の多様性
  • 断面図の自由な作成
  • 体積計算の高精度化
  • 変位解析への活用
  • BIMモデルとの連携が容易
安全性の向上
  • 非接触での測量が可能
  • 危険箇所への立入り不要
  • 遠隔からの測定が可能
  • 作業員の安全確保
取扱いレーザースキャナー
TOPCON 面トル

計測の自動化により “ だれでも使える ” 現場完結型により “ 手戻りなく失敗しない ”

TOPCON GLS-2200

正確な3D点群データで高精度面管理を実現